松本零士氏の描く女性キャラ・シヌノラ

松本零士氏が逝去されました、謹んで心からお悔やみ申し上げます。白黒ツートンのみで表現された松本氏の描くエロシーンは私の教科書でもありバイブルでもありエロの原点でもあります。松本氏が描いて来た数多くの作品や数多くのキャラクター、そして何よりも女性キャラクターにどれだけ魅了されて来たことでしょう。その中でも特に思い入れのあるキャラクターと言えばガンフロンティアに登場するシヌノラ嬢をあげない訳にはいきません。いったい何度お世話になったか数えきれないほどです。心から感謝しております。

ガンフロンティアは内容が大人向けとあってセックスシーンやレイプシーンのオンパレード、SMからアナルセックスや獣姦シーンまでありました。その頃は幼かったので意味がわかないセリフも多く、松本節や松本語録と言っていいセックス時の名セリフの数々と共に、私のセックス辞典ありセックス図鑑でもありました。登場キャラクターのネーミングセンスも素晴らしく愉快で、いまあらためて目を通しても思わずニヤリとしてしまいます。秋田書店さんから発売当時に最初に発売された版は非常に紙質の良い豪華なモノでしたが、この本の初版は大切に保管していたのですが、残念ながら親に捨てられてしまっていまは手元にありません。

松本零士氏のメジャー作品、例えば宇宙戦艦ヤマトに登場するスターシャさんやサーシャさんや銀河鉄道999のメーテルさん、そしてエメラルダス嬢などは、みんなどこか女神様的です。私からすると生身の女性像をあまり感じないキャラ達です。ですがセクサロイドに登場するユキさんやシヌノラ嬢には血の通った人間味をより感じていました。もちろん少年マンガ誌に登場するHシーンが描けないキャラと青年・大人向けマンガ故にセックスシーンがある作品では、自ずとその位置づけや立ち位置が変わって来るとは思います。

誰しもが憧れる松本零士氏の描く様々な女性キャラですが、類まれな美しさを持つ氏の描く女性キャラでこれほどまで数多くの男たちに凌辱され(時には犬や未遂に終わりこそしたものの馬にさえ…)犯されたのはシヌノラ嬢のみではないでしょうか。そうした自らの運命を決して悲観したり絶望して嘆くのではなく、むしろ積極的に自らの身体を男に差し出すことさえできるのがシヌノラ嬢です。
しかもシヌノラ嬢は普段はトチローとハーロックの秘密を探り出す任務を帯びているとは言え、二人共有の彼女であり恋人であり妻でもあるような存在です。3人が旅する広大な西部のあらゆる場所であらゆる男たちに関係を強いられ、また関係を持ってしまうシヌノラ嬢ですが、そうした全てを受け入れる度量の広さがトチローとハーロックにはあります。そう言う時代であり、そう言う舞台でもあるのですが、シヌノラ嬢同様の類まれな優しさ?が二人の中にもあり、それは互いの仲や関係性にも象徴されているようにも思います。あまりにもお腹が空いて機嫌が悪くなってしまうこともある可愛いシヌノラ嬢ですが、松本氏の描く他の女性キャラと同様、二人にとってはやはり女神様のような存在であったかもしれません。

シヌノラ嬢については下記リンク先”シヌノラ・ファン”に、非常に詳細で面白い分析記事が大量にあるのでご興味のある方はぜひ訪れてみてください。

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ところでいま私が楽しんでいる3DCGエロゲーやそのスクショ…やお母さんキャラに、松本氏の作品に登場する女性キャラやシヌノラ嬢の影響が無い訳がありません。私の性癖であるNTR属性やファンタジーとしての獣姦好きも氏の作品とシヌノラ嬢によって目覚めさせられ育まれたのは間違いありません。そして私の都合のいいようにされてしまうお母さんキャラは、むしろ時代や舞台そしてカタチが変わったシヌノラ嬢そのものだと言ってかもしれません。つまり、いまのお母さんキャラは松本氏の作品に出会えなければ存在していないと思います。それほど、氏の作品とキャラに多くを学び刺激を受けて続けて来ました、心から感謝しています。今回の訃報に触れ本当に残念でなりません。どうかミーくんと再会できるよう、心から祈っています。

当ブログ内のスクショ画像は活動停止したイリュージョンさんが開発・販売していたPC用3DCGエロゲー”3DキャラメイクSEXシュミレーション・プレイホーム家族崩壊”を用いて作成しています。ブログ内では”プレイホーム”または”プレホ”と省略して記載している場合があります。

 

 

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