be quiet! SILENT BASE 802 Part 1

約10年ぶりにPCケースを、オウルテックが販売しているドイツメーカーの製品be quiet! SILENT BASE 802 (made in china)に買い替えました。

友人に勧められて初めてPCを自作したのが2012年(ドスパラアプリの履歴から)なので、いまのPCケースを使い始めてからもう10年も経っています。その間、CPUもグラボもマザボも徐々にグレードアップを果たして来ました。それでもPCケースだけは10年前の製品をそのまま使い続けて来ました。

ところが電源を1000Wクラスの製品にしたためケーブル類が極太になり、ケース内に収まりきらずサイドパネルが閉めにくくなってしまっています。また大型の空冷CPUクーラーを装着していることもあり、ケース内が手狭になりケーブル類の太さと合わせてゴチャゴチャして来ました。

そんな訳で将来の水冷化も視野に入れサイズ的に余裕のある新たなPCケースを導入することにしました。できれば予算30,000円以内で、これからの10年間の継続使用に耐える製品を選びたいと、ここ数カ月様々な製品を比較検討して来ました。

昔ならば迷うことなく友人を誘って秋葉原へ行ってPCケースの実物を見比べたり、専門的な情報や事情に明るい店員さんとおしゃべりしたり、楽しいお買い物時間を過ごしていたことでしょう。でもいまは人込みは避けたい事情がある故、家にこもってひたすらネット上で製品を探しまわる日々を送っていました。

ですが、なかなか、これだ…と言う製品にはめぐり合えないでいたのです。

そんな中でピンと心に響いたのがbe quiet!の製品群でした。例えば美味しい料理屋さんには店構えからしてなんとなく美味しそうな雰囲気を醸しだしているのと同様に、メーカーのホームページの作りや製品の写真を見ただけでも伝わって来るものってありませんか。

be quiet!はいままで全く知らないメーカーだったのですが、PCケースそのもののデザインも、メーカーの製品紹介ページも、そしてYouTube動画を観ても、良い製品感が伝わって来る感じがしたのです。

それでも決して安い製品ではないので実物を確認できないまま購入に踏み切るのはかなり勇気がいりました。何度も他メーカーの製品と比較して、以下の要素が決め手になりました。

  • シンプルなデザイン
  • 静音優先かエアフロー優先か選択可能でデザインと構造変更が可能なフロントパネルやトップカバー
  • ミドルタワーながら比較的余裕のあるケースサイズ
  • 倒立化とレイアウト変更可能なマザーボードトレー
  • USB Type Cや冷却ファンコントロールスイッチが付属しているI/Oパネル
  • 140mmファン x 3
  • 3.5インチHDDベイ x 3
  • 最大420mmのラジエーターに対応可能な筐体
  • 電源シュラウドタイプ
  • 防振・騒音対策(最大10mm厚の減衰マットが装備)
  • エアフローが改善できそうな構造
  • ギリギリ予算内に収まった価格(27,273円・ホワイトモデル2022年4月時点)

PCケースを選ぶ際にマストだった条件は…

  • PCケースサイズの大型化
  • 現在の構成がそのまま移設可能であること
  • 電源がシュラウドタイプであること
  • I/Oパネルが上側にあること
  • 冷却を意識した構成が可能なこと

…です。3.5インチベイが3つある(搭載可能台数は7台)のでPCケース変更時に使用していたPCの構成…SATA接続のHDD x 3台も新たなベイ等を導入せずに収まりそうです。またPCは机の上ではなく机の横、床上に設置しているのでI/Oパネルが前面にあるモデルはアウトでした。

欲を言えばオウルテックさんには本国にはあるモデル、サイドパネルが透明では無い軽い仕様(ただし重量差は560g)も輸入していただいて少しでも安価なモデルも販売して欲しかったです。

SILENT BASE 802のアメリカでの価格は$160(1ドル130円換算で20,800円)、EU圏のAmazonではブラックモデル€179、ホワイトモデル€182.90(1ユーロ140円換算でだいたい25,000円前後)でした。面白いなぁと思ったのはEU圏ではホワイトモデルの方が価格が高く、日本(Amzon2022年4月時点)ではホワイトモデルの方が圧倒的に安い(2022年4月時点購入時で9,000円以上)ことです。

いままで使用していたPCケースファンは120mm x 2だったので、140mm ケースファンPURE WINGS 2が3個ついてくることを考えるとAmazonで27,000円台(ホワイト)の価格(いずれも2022年4月時点・オウルテック公式サイト価格は36,058円)もギリギリ納得できるかなぁと考えました。PCケーストップのI/OパネルがUSB-Cではなく、PCケースのトップパネルデザインも異なる全世代モデルbe quiet! SILENT BASE 801ではありますが、下記リンク先サイトにこのケースについての詳細が語られています。

これで全てが分かる。be quiet!「SILENT BASE 801」徹底解説 - エルミタージュ秋葉原
「正立」から「倒立」にレイアウト変更ができる佳作

次回は届いたbe quiet! SILENT BASE 802(ホワイト)が実際にどんなPCケースだったのか…その内容を紹介する予定です。

be quiet! SILENT BASE 802 Part 2
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