プレイホームのコンフィグの中のデフォルトパースの設定をよく理解し把握すると、撮りたいスクショや作品の幅が広がると思います。この設定をずっと知らないでいたので忘備録としてここにも記載しておきます。(スタジオではこの設定はありません)
追記 スタジオ内でもパース調整可能です。

ゲームを開始してキャラメイク画面の”コンフィグ”をクリックするとカメラタブの最下段に”デフォルトパース”項目があります。
デフォルトパースはスライダーまたは10~90の数値を入力することでカメラの画角(視野角)を変化させることが可能な項目です。初期設定だとデフォルトパースの数値は25.00です。まずはパースの最大値90.00に設定した状態から画角がどのように変化していくか確認していきましょう。
デフォルトパース:90.00↓
デフォルトパース:70.00↓
デフォルトパース:50.00↓
デフォルトパース:30.00↓
デフォルトパース:25.00(初期設定値)↓
デフォルトパース:10.00↓
デフォルトパースの数値が小さくなるほど被写体であるキャラとの距離が近づき、数値が大きくなるほどキャラとの距離が離れてるのがわかるかと思います。お母さんの位置は固定したままなのでデフォルトパースの値を変更したこと=カメラレンズの画角が変化しその効果で上記のように見えています。
望遠側 10 <ー | ー> 90 広角側
カメラのレンズの場合は数値が小さくなるほど広角側、大きくなるほど望遠側ですが、プレイホームのデフォルトパースの数値はそれとは真逆の設定になっています。デフォルトパースの値が90だと広角側となり画面中心以外の周辺ではゆがみが激しいのが見て取れます。また望遠方向へデフォルトパースの数値が近づくほど、ゆがみが減り被写界深度が浅くなることで背景のボケ具合が増してゆきます。
デフォルトパースの初期設定値25.00でも画面中心ではゆがみはありませんが、下記画像のように人物を極端に画面端へ配置するとゆがみが発生します。左右のお母さんの方が顔や身体が大きく見えると思いますが、それはゆがみによるもので、キャラとの距離が近づいた訳でもキャラメイクで大きくしたわけでもありません。
次に縦画面レイアウトにした時のカメラの画角(視野角)の変化がどうなるかをみてみましょう。今回は常に画面いっぱいにお母さんが写りレンズ効果の変化がわかりやすいように、デフォルトパース値を変更するたびにキャラの位置も画面に近づく方向へ動かしています。
デフォルトパース:10.00↓
デフォルトパース:25.00(初期設定値)↓
デフォルトパース:50.00↓
やはり先ほどと同様に…デフォルトパースの数値が広角側に近づくほど周辺が大きくゆがみだすのを確認していただけたかと思います。望遠側 10 <ー | ー> 90 広角側
上の画像のように縦画面レイアウト時にデフォルトパースを50.00に設定すると周辺が大きくゆがんで不自然に見えると思いますが、全くおなじ設定のままキャラを画面中心部に小さく配置したのが下の画像です。
デフォルトパース:50.00↓
画面中心部はゆがみが少ないので自然に見えますよね。
実はプレイホームを始めてからずっとこのデフォルトパースの設定や特性を知らないでスクショして来ました。縦レイアウトにした時だけ、キャラメイクしたキャラと異なる顔や体型になるので=ゆがんでいることに気づき、デフォルトパースの設定を変更することで自然に見えることをようやく発見した訳です。初心者あるあるです。
ゆがむのは別に悪いことでなく、周辺部のゆがみをうまく利用することでより魅力的なスクショを撮ることも可能です。いずれにしても、このデフォルトパースの設定と数値変更の特性をあらかじめ理解しておくことがとても大切です。液晶モニターを縦に回転できない場合でも下記方法を利用すると縦画面のスクショが容易になるので、ぜひ試してみてください。

当ブログ内のスクショ画像は活動停止したイリュージョンさんが開発・販売していたPC用3DCGエロゲー”3DキャラメイクSEXシュミレーション・プレイホーム家族崩壊”を用いて作成しています。ブログ内では”プレイホーム”または”プレホ”と省略して記載している場合があります。
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