3DCGエロゲーにハマればハマるほど、細かい部分が気になって来るものです。今回はプレイホーマーなら皆知っている?トモヤさん作成の”下向きまつ毛テクスチャ”を紹介します。
早速プレイホームのバニラキャラが目を閉じた状態で、まつ毛がどう表現されているか見てみましょう。下のスクショをみて下さい、まつ毛は目を閉じた状態でも盛大に上方向を向いています。
対して今回トモヤさんが作ってくださった”下向きまつ毛テクスチャ”を使うと、上の画像のようにまつ毛が下を向いてくれます。この方がより伏し目がちで女性らしいたおやかさな感じを演出できると思いませんか。今回はこの下向きまつ毛テクスチャの導入方法と使い方を紹介します。
※下向きまつ毛は3Dデータではなくテクスチャなので、基本的に正面からのスクショのみに対応しています。
用意するもの
- SB3Utility_v1.9.13 (プレイホームで使用可能なUnityの最終バージョンが1.9.13 )
- RM50さん作・ボディ&フェイス スキンMOD(バニラのまつ毛を無くすため)
- トモヤさん作・下まつげのテクスチャ
必要MOD(あらかじめ以下の基本MODが必須です)
- BepInEx v5以降 (IPAは未確認)
- PHMoreSlotID.BepInEx
注意事項
- バックアップ必須
- 記事と同じ作業をすると”チーク枠”内の”頬”は使えなくなる
- あくまで自己責任において作業してください
- 拙ブログは一切の責任を負いません
実際の作業工程
トモヤさん作成の下向きまつ毛テクスチャ”matuge1.dds”と”matuge2.dds ”ファイルをダウンロードしておきます。(RM50さん作・ボディ&フェイス スキンMODは後からキャラメイク時に利用するのでこの作業では使いません)また、この作業をするとキャラメイク画面の”チーク枠”内の”頬”は”下向きまつ毛テクスチャ”に置き換えられることになり使用できなくなりますのでくれぐれもご注意ください。そしてプレホのバックアップを終えたら、まずUnity (SB3Utility_v1.9.13)を起動します。右上の”File”をクリックし”Open”から編集するファイルを選択します。今回、編集する必要のあるファイルは”cf_t_cheek_hs00”のみです。Cドライブ直下にプレホをインストールしてる場合 C:\illusion\PlayHome\abdata\customtexture 内にあるので”cf_t_cheek_hs00”を選択して開きます(赤い矢印参照)。
”cf_t_cheek_hs00”を開いたら左側の上から2段目のタブ”Assets”(赤矢印)をクリックし”Replace Files”を選択するとダイアログボックスが開くので、”matuge1.dds”または”matuge2.dds ”のどちらか好きなファイルを指定してください。上の画像の左側が”matuge1.dds”右側が”matuge2.dds ”です。ここでは”matuge2.dds ”を選択します。
左側の上から2段目のタブ内ウインドに”matuge2”が表示されました。次にまつ毛テクスチャを置き換えるファイルを選択します。ここでは”cf_t_cheek_00_06_00”(プレイホームゲーム内では顔 > 化粧 > チーク > 頬)を選択、するとブルーでハイライト表示されます。
次に左側2段目のタブから”Assets”をクリックし”Rename”をクリックしてください。
するとこのようにファイル名がダイアロゴボックスで表示されるので…
”cf_t_cheek_00_06_00”を選択してファイル名をコピーしてください。
”cf_t_cheek_00_06_00”を選択してファイル名をコピーし終えたら、左側2段目のタブから”Assets”をクリックし”Attention!”から”Remove”(=削除)をクリックして”cf_t_cheek_00_06_00”を削除します。(この段階でプレイホームゲーム内での顔 > 化粧 > チーク > 頬 が使用できなくなります・元に戻したい場合に備えて必ずバックアップしておいて下さい)
次に”matuge2”をクリックしてブルーでハイライト表示させてください。
再度、左側2段目のタブから”Assets”をクリックし”Rename”をクリックするとダイアログボックスが開くので…
”matuge2”を選択してペーストしさきほどコピーして置いた”cf_t_cheek_00_06_00”と言うファイル名に書き換えます。
最後に”File”から”Save .unity3d”をクリックして行なった作業を保存して終了です。
以上でUnity を使用したテクスチャ編集作業は終了です。次にダウンロード&解凍しておいたボディ&フェイス スキンMODをプレイホームフォルダ内のabdataフォルダ内にコピー&ペーストしてください。以上でMODの準備は全て終了です。
プレイホームキャラメイク画面やスタジオでの使用方法
実際にこのテクスチャをゲーム内で使用する方法ですが、最初にバニラのまつ毛を無くさなければなりません。なので、キャラメイク画面で 顔 > まつ毛 > [RM50]None (ボディ&フェイス スキンMOD内に含まれています)を選択します。そうすると顔から上向きのまつ毛が無くなります。
その状態でさらに 顔 > 化粧 > チーク > 頬(下向きまつ毛を装着)を選択すると”下向きまつ毛テクスチャ”の装着が完了します。
これでより女性らしく自然なまつ毛表現が可能になりました。
最後になりましたが”下向きまつ毛テクスチャ”を作っていただいたトモヤさん、そして”まつ毛 > [RM50]None”を提供してくださっているRM50さん、お二方に一言ご挨拶を…MODを製作していただいたコト、そして拙ログへの掲載を快諾していただいたコトに、心から感謝しています。ありがとうございました。
この記事は活動停止したイリュージョンさんが開発・販売していた3DCGエロゲー・プレイホームにおけるWindows 11、BepInEx環境下でのMOD運用と動作に関して記載しています。MOD導入はリスクのある行為でバックアップ必須です。同様の状況で記事記載と同様の操作を行っても、同じ結果が得られると保証している訳ではありません。また、記事内容通りの操作を行いPCやOS、ゲームやキャラに損失や障害が生じても一切責任を負えませんのでくれぐれもご注意ください。MODの導入はあくまで自己責任だと言うことをご理解の上で作業して下さい。
最後にいつもの余談です。トップ画像はブレードランナー2949と言う架空作品のコスプレですが、リドリー・スコット監督の”ブレードランナー”の公開から既に41年が経過したそうです。時の流れはあまりに早すぎて…しばし呆然とするしかありません。
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