プレイホーム…非常によくできているのですが女性キャラの”手が大きい”のと”スーパーモデル的に良過ぎる体型”に関しては個人的にNGでした。そうした気なる箇所はABMXで調整可能ですが、中でも最もなんとかしたかったのが”首”の形と大きさです。今回はABMX(PH ABMX v4.3.1.0)を使って首の造形を細くして”より女性らしく”かつ”より美しく”する方法を解説します。
プレホの基本MODを構築できていれば、すでにキャラメイク画面の左端のいちばん上に”Bonemod”=ABMXと言うボタンが出来ているはずです。まずは”Bonemod”をクリックして下記画像のようにABMXのダイアログボックスを開きます。
次に上画像の赤矢印で示したSearch内へ”Neck”とキーボードで打ち込みリターンキーを押して検索をかけます。すると下記画像のようにダイアログボックス内に”Neck”=首関連のボーン調整項目”cf_J_Neck_s”が表示されます。すぐに”cf_J_Neck_s”が出て来ない場合、Neck項目のすぐ下にあるスクロールバーをスライドさせて”cf_J_Neck_s”を探してください。”cf_J_Neck_s”を見つけたら”cf_J_Neck_s”をクリックして下記画像のようにダイアログボックス内に”cf_J_Neck_s”の各項目を表示させてください。
”cf_J_Neck_s”の赤枠内のScaleのX、Y、Z各項目の数値を+-ボタンを押して首のサイズを変更します。首(Neck)を細くしたいので-ボタンを使用します。今回の例ではわかり易くいずれも1.000から0.900へ変更します。
もっと細かく調整したい場合は下の画像のようにABMXのダイアログボックス右上の数値(赤枠内)を-で調整しコンマ以下の桁数や数字を増減させ、理想の数値を設定してください。今回の例では効果をわかり易くするために”0.1”単位で調整しましたが、実際にこのようにボディ各部を調整する場合”0.01”もしくは”0.001”単位で修正しないと変化が大き過ぎることが多いので、その点注意してください。
下の画像が”Neck”=首関連のボーンScale X、Y、Z各項目の数値をいずれも0.1減らした状態です。これで満足のいく首形状と細さになったなら”Bonemod”ボタンを押してダイアログボックスを閉じキャラデータを保存(※ABMXでボーンを弄ると製作済みの全キャラメイクに反映されます。今回の場合プレホ内のキャラ”雪子”のボーンを弄っているので”雪子”ベースで作成した全キャラと保存済みのキャラカードが同じ”Neck”形状となります。)します。
コンマ1減らしてどれくらい首が細くなったのか、変更前と変更後の画像を重ねて比較してみましょう。アクセサリーのバニーネクタイも首の大きさに紐づけられている?みたいで、”Neck”縮小した分だけ一回りサイズが小さくなっています。
横から見た首の大きさと形状もかなり変化するので、サイドビューでも調整前と調整後を比較した画像を掲載しておきます。まずは調整前の首形状…特に赤矢印でしめした首の根元部分に注目してください。
台形形状で首の付け根部分がやや太めだった形状が縦長の長方形に近くなり、かなりスッキリしたのがわかると思います。調整前後で重ねた画像も再度載せておきます。
微々たる差かもしれませんがこうした細部にこだわって微調整してゆくその積み重ねが、キャラメイクの醍醐味であり、同時に自らのお母さん、娘、彼女や恋人たちをより美しく輝かせるのだと思います。
この記事は活動停止したイリュージョンさんが開発・販売していた3DCGエロゲー・プレイホームにおけるWindows 11、BepInEx環境下でのMOD運用と動作に関して記載しています。MOD導入はリスクのある行為でバックアップ必須です。同様の状況で記事記載と同様の操作を行っても、同じ結果が得られると保証している訳ではありません。また、記事内容通りの操作を行いPCやOS、ゲームやキャラに損失や障害が生じても一切責任を負えませんのでくれぐれもご注意ください。MODの導入はあくまで自己責任だと言うことをご理解の上で作業して下さい。
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