上の画像は左側はプレイホームのデフォルト設定のままのスーパーモデル体型のお母さん、対して右側はMOD…ABMX(PH ABMX v4.3.1.0)を用いてキャラメイクし日本人体型化したお母さんこと雪子さんです。ABMXは本来プレホでは調整不可能なこうした体型を実現可能な、非常に便利で優れたMODですが、使用時に注意しなければいけないことがあります。(この記事”ABMXで日本人体型化する時の注意点”はもともと私の旧ブログ”理想の3DCG 妻構築を目指すプレイホーム日誌”に2021年09月13日に投稿した内容を加筆修正しこのブログに再掲載しています。※ABMX単体で導入してもプレホでは動作しないためMOD導入に関しては下記記事を参考にしてください)
ABMXでお母さんを日本人体型化できて大喜びしていた私を衝撃が襲いました。このスクショ↓をみて下さい。
早速、お母さんのスクショを撮影しようとポーズを変更した途端に、バニラ体型よりも短く設定したはずのヒザ下部分が異様な長さに伸びてしまったのです。アレ?変だな?と思って再度ポーズを変更しトップ画像のように直立させてみると、上のスクショのように長く伸びたおかしなヒザ下部分は元の長さに戻ります。え?なんで?と頭の中を?マークがグルグルと飛び回ることになりました。
最初はコンフィグのデフォルトパースの設定が問題なのかと考え、パース数値を変更してみたのですが極端なヒザ下の長さに特別な変化は見られませんでした。アレコレ考えた結果私が導き出した推論はかなり乱暴なモノでした。お母さんが立っている状態で設定したX軸、Y軸、Z軸の数値は、お母さんが横に向きを変える事で何らかの変化が生じ入れ替わってしまうのではないか…と考えたのです。なので対策としては、X軸、Y軸、Z軸がポーズを変更することで入れ替わっても変化が起きないようにするために、X、Y、Zそれぞれの数値を同一にすればイイと言う結論に達したのです。幸運だったのは推論は全くの誤りでしが、対策としては正しい選択をしたことです。
下の図の星印”Whole Leg Scale”(脚のサイズ)のX、Y、Zそれぞれの数値をみて下さい。
最初に日本人体型を構築した時は、左側の数値で設定したので以下のように…
”Whole Leg Scale X”=0.95
”Whole Leg Scale Y”=0.74
”Whole Leg Scale Z”=1.00
”Whole Leg Scale”のX、Y、Zの各設定数値は0.95、0.74、1.00とバラバラな値を入力していました。これを上図の変更後の数値のようにいずれも…
”Whole Leg Scale X”=0.74
”Whole Leg Scale Y”=0.74
”Whole Leg Scale Z”=0.74
で統一してみたのです。すると下記画像のようにヒザ下が長く伸びてしまう現象は起きなくなりました。
つまりABMXを用いて体型を調整する場合、X,Y,Zそれぞれの設定数値を同一の値で揃える…ことでポーズを変更した際に一部のパーツが異様に長くならないようになるのです。
これ結果的に対策方法とやり方はあっていたのですが、なぜそんな現象が起きるのかについての推論は全くの誤りでした。正解は下記リンク先”ハニーセレクト2勝手にアップローダー”内の記事”【Tips】ABMXボーン講座”でHcomさんが詳細に解説してくれています。私の記事はプレイホームのキャラクリ画面、Hcomさんの解説ではハニセレ2のスタジオとゲームも詳細も異なりますがやってることはたぶん同じです。またABMXのダイアログボックスや数値設定のやり方もプレイホームの場合と異なる方法を用いていますが、理論的には同じです。お時間のある方は是非、下記リンク先を訪れてなぜABMXでX,Y,Zそれぞれの設定数値を同一の値にしないとヒザ下が伸びてしまうのか…理屈の上でも理解を深めておきましょう。後々、3DCGエロゲーでMODを使ったキャラクリをしていく上できっと役立つことと思います。
最後になりましたがHcomさんとHcomさんの投稿内容をSNSで教えてくれたNoe_bookersさんに心から感謝します。ありがとうございました。
この記事は別ブログ”理想の3DCG 妻構築を目指すプレイホーム日誌”に掲載していた元記事に新たな情報も交えてよりわかりやすく加筆修正したものです。
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